指折りのよい風景
2015.6.2
夕方、自転車で家に帰る途中まだなれないスマホのカメラで
疎水の脇に育つ濃いピンクの夾竹桃と枇杷の木を撮る。
そのままいつも通りがかるバラのツタが2階部分まで伸びている角地の家の前を通ってそこも撮る。
雲が低くまで降りていて、でも隙間から夕日がもれて薄明るい最高の天気と時間帯。
鴨川沿いの道を自転車で走る。川沿いの寝転がれるような広いベンチで学校帰りの高校生カップルが絡まり合っていた。
そういう気分にもなるよなー、この気温と湿度と時間帯ならなーって思いながらさっと通り過ぎる。
夜、二条あたりの川沿いを通ったら蛍がいた。
やっぱり川沿いの今度は地べたにくっついて座るカップルがいて、女の子の角度が急過ぎて変だなと思っていたら、
私は気づかなかったけど 寸手、って感じの状態だったよと聞かされた。
対岸で夜間工事用の真っ白いバルーンのような強烈な照明が、土を堀り集める重機を照らしていた。
夜中の工事現場は何度見ても本当にかっこいいなと思った。