ドリンクリベンジしてくる

2013.4.29

WHOLE LOVE KYOTOへ。
turntable filmsのライブを撮りに行く。
KBSに初めて行った。到着したら真っ赤なトレーナーのフクトミ君がいた。
なんて赤いのか。
チケットは完売して、入り口の前の広場には恐ろしいほど人口密度の高い景色が広がってたけど、フクトミ君の赤さはよく目立っている。

タンテの出番までうろうろしてると谷君が声をかけてくれて
バックステージに入って、またうろうろとタンテのみんなを撮らせてもらう。
今日は8人編成で、もぐらさん佐々木さんリッキーさんいわきさん植木くん。
リハ中にステージの下で始まるのを待ってると、すぐ近くのお客さんが
「顔も声も髪型も背格好もまじでかっこよくて、歌ってる時もかっこいいけど喋ってる時もめっちゃかっこいいねん。」って力説してるのが聞こえる。
すごいことだな、それ。好きなんだな、、好きなんだなあ。。

でもほんとに、ステージはかっこ良かった。
なんだろうあのかっこいい大人たちは。
どの曲が聞けて嬉しいとかも、もちろんあるけど
演奏してる時に自然に動く体や顔をみてると
気持ちがいいんだろうなーと思って、その楽しそうなのが伝染するっていうか。
どうなってんだろう、あの ステージの上っていう空間は。

ceroも見れた、ライブ見るのは初めてだったけど面白かったな。
直に聞くと曲のなかの風景がぐわっと広がる感じがあるんだと思った。
つげ義春の、おじいちゃんと子供が雨が降ってる山を眺めて明日はキノコ狩り云々の話を思い出す。

最後はくるりだった。
学生のとき以来ライブを見れたけど、当時よく聞いていた曲で始まる。
何年も時間が経ってもまた同じ曲を岸田さんが歌ってるのを聴けるなんて。
多分あの場にいた人たちの色んな記憶の抽き出しが一瞬にしてバーン!と開いたんだろうな。
私の場合は8年分くらいの。
何か生意気だから普段あんまり言わないようにしてるけど、
わたし、年とったなあと実感するほど曲の聞こえ方が違って歌詞の響き方も違った。
いままで何回ワンダーフォーゲル歌ったんだろうな
どれだけの人にこの曲は聞かれたんだろうなと想像する。
曲の中に脈々と色んな人の前で演奏された経験が積み重なっているみたいで、
こういうバンドがずっと活動してることで心のどこかが支えられてたんだなーと実感した。

岸田さんが履いてた黒い短パンに金色でfenderってめっちゃ書いてあったのが
一番目に焼き付いてるけど。